朝活開催も次回で7回目となり、ありがたいことに毎回さまざまな人にご参加いただいています。
僕の朝活は会話を楽しむことがコンセプトなので、当然人が集まらないと会は成り立ちません。
どうやったら人が来てくれる会になるのか。一回で終わるのではなく、いろんな人が継続的に参加してもらうにはどうしたらいいか、僕なりに考えたことをまとめていきます。
これから人を集めて何かしたい!という人の参考になれば幸いです。

Contents
朝活は需要があるのかアンケートを取ってみた
初めてTwitterのアンケート機能を使ってみました。朝活を2回ほど開催した後のアンケートです。
僕自身は朝活が好きなのですが、「デザイナーがただ集まり会話する」ことにどれくらいの需要があるのか知りたかったんです。
結果はこのようになりました。

これが世のスタンダードではないですが、少なくとも需要はゼロではないことを知れてホッとしました。需要がないことをやってもあんまり意味がないですし、需要を作るのは僕にとってはとても難しいことだと感じていたので。
もくもく会と飲み会はいつかタイミングを見計らって主催したいです。
朝活の募集方法はTwitterとnoteで
朝活の需要が少なからずあることが分かったので、少し自信を持って募集をかけるようになりました。
主な募集ツールはTwitterとnoteの2つです。
Twitterの役割
Twitterの役割は朝活募集の窓口兼宣伝ツールです。
Twitterのいいところは、いいねとリツイートで大勢の人たちに拡散される可能性が高いことです。
いいねがない、リツイートがないときの募集はほぼ人が集まりません。参加者を集めるためには、大勢の人に興味を持ってもらうためには、誰かの力を借りないと到底無理だと悟りました。
あとはDMやリプライの機能を使って応募を完結できるのもいいところです。
noteの役割
noteはTwitterで書ききれなかった募集内容の詳細や朝活開催後の感想を書くために使用しています。
noteは朝活用にアカウントを作ったのですが、シンプルに文章を書くことに集中できるのでとても気に入っています。
募集内容はやや固めの内容を書いています。持論ですが、しっかりとしたルールが設けられた会は質が上がると思っています。主催者と参加者のどちらにも安心感を与えるからです。
ルールがあるからこそ、当日ゆるくアツく話せるのかなと思います。
回数を重ねるごとに感想も載せるようにしているので、参加したことのない人にも雰囲気を伝えられたらいいなと思っています。
安心して参加してもらうために
本名も素顔も晒さず、人を集めるのはとてもハードルが高いと思います。参加する側としては、得体の知れない人物が開催しているわけですから、どうしたって信用度はマイナスからのスタートです。
安心して参加してもらうために心がけているのはずばりnoteとバナーです。
noteを見てもらい、安心して参加してもらう
noteは先ほど書いたようにしっかりした募集内容と、開催後の感想を書いています。あとで自分で会を振り返ることもできますし、何より信用のストックだと思っています。
回数を重ねるごとにしっかり活動しているんだなと伝われば御の字です。第○会と記載しているのも、回数が増えればそれだけ信用度が増すと考えているからです。
またSEO的な面でも十分な役割を果たしています。「デザイナー 朝活」で検索すると朝活の記事が上位に表示されるようになりました。
まぁこれに関しては「デザイナー 朝活」で検索する人がどれくらいいるの…って話なんですが。
路線を変えてみたバナーデザイン
<BEFORE>

第1回〜5回まで『いらすとや』のイラストを使ってバナーを作成していました。
しかし参加者の割合がやや女性が多かったこともあり、第6回目からはきれいめバナーに変えてみました。
<AFTER>

(ちなみにこのバナーを制作した第6回は参加者が全員男性でした…)
いらすとやテイストが少し軽すぎた感じもしていたし、毎回作り変えるのが意外に手間だったので、思い切ってテンプレート化してみました。
デザイナーだし、やっぱり整ったデザインのバナーの方がいいかなという思いますが、この辺は様子を見ていくことにします。
アナリティクスで振り返るTwitter活用術
noteで募集をかけ始めた第2回目の投稿よりも第6回目(最新)の募集の方が圧倒的にインプレッションが増えました。
↓2回目

↓6回目

第2回と第6回のインプレッションを比べてみるとおおよそ4倍以上違いますね。あと満席にならずとも、人が集まってくれる割合が増えました。
【気づき1】ツイートの本文に詳細を載せるといいかも
開催場所と誰を対象とした何の会なのかを載せるようにしました。第2回のときは、noteに飛ばないと詳細がわからなかったためインプレッションが低かったのかなと思います。
【気づき2】応募方法にリプライを追加した
最初は応募方法をDMかメールでの応募だけにしていました。しかし応募者がいまいち増えませんでした。やはり全く知らない人にDMを送ることにハードルを感じる人が多かったのかなと思います。
そこでリプライでの応募をOKとしたところ、応募数や満席に至るまでの速度が上がりました。
【気づき3】画像を添付するとリンクのクリック数が減る
画像に簡易的な応募内容を載せたときに、画像はクリックしてもらえるのですが、noteのリンクをクリックしてもらえない事態に陥りました。
下記がリンクをあまりクリックしてもらえなかったツイートです。
https://twitter.com/hashirutori00/status/1157879051056340995
↓第5回アナリティクス

↓第6回目アナリティクス

第5回と第6回を見比べるとわかりやすいですね。リンクのクリック数が半減していることがわかります。
画像を作れば分かりやすいだろうと思っていたのですが、noteを読んでもらえないことは誤算でした。
募集内容は適宜改良していく
道に迷ってしまったという声があれば、分かりやすい出口を記載したり、リマインドが欲しいという要望にはリマインドをどのようにするのかを記載したり。
朝活を開催する度、さりげなく参加者からの要望を吸い寄せて、noteの本文を改良するようにしています。
初回と最新の募集内容を見比べると加筆・修正の具合がよくわかると思います。

コミュニティ化せず内輪感を出さない
Slackを利用したコミュニティが流行っていますが、今のところ朝活をコミュニティ化する予定はありません。朝活の存在は広まってほしい気持ちはあるものの、コミュニティにしてしまうと新規の人が入りづらいかなと思っています。
何かメリットがあればコミュニティ化は大いに検討するのですが、朝活をコミュニティにしたところで、その後のビジョンが全然見えないのでその可能性は低いですね。
自分のツイートをリツイートするのはアリ?
実は第6回目の朝活は、募集してから3日間は応募者がゼロの状態が続きました。6回目にして誰も来ず、朝活自体の需要が潰えたとも思いました。
だいたい安定して参加者が集まってくれるのは初動が好調ですが、第6回目はその真逆でした。
どうせ最後になるならと思い、初めて自分のツイートをリツイートしました。タイムラインは流れが早く、募集ツイートが埋もれている可能性もあったからです。
自分のツイートをリツイートするなんて、なんだかズルしてるようでやだな…なんて思ったりもしたのですが、人が集まらなければ元も子もありません。
2回ほどリツイートをしたところ、いいねやリツイートが増え、なんと応募も満席となりました。
この件から察するにどうやらツイートには見られやすい時間帯があるようです。僕の場合は朝昼よりは夜の方が読まれやすいみたいです。あと土日の昼に呟いてもほとんど読まれませんね。第6回は日曜の昼間に投稿していました。
誰も見ていないときに募集をかけても反応がもらえないので、回数を重ねて投稿に適切な時間帯を見つけていきたいです。
まとめ:結局は…
こうして朝活を開催するたびにいろいろなことを考える機会が増えて、最近とても楽しいです。
安心感を持ってイベントに参加してもらうということをここ数週間はずっと考えていますね。Twitterのアナリティクスなんかも時間を忘れて見ていられます。「あぁーこのツイート全然反応ないやー」とかとか。
とにかく人に焦点を当てて考える機会がものすごく増えたなと感じます。
しかしこれも東京ならではだなとも思っていて、東京以外にも魅力的な人たちはたくさんいます。まだそこまでは考えられませんが、もっとたくさんの人と関わり、知見を増やしていけたらいいなと思っています。
素人ながらいろいろ考え込んでみました。もし朝活に興味がある方はぜひnoteをのぞいてみていってください〜。
