「デザイナー朝活」と銘打って、デザイナーの方たちとお話しする会を4回開催しました。
たった4回ですが自ら主催して人を集める経験が初めてだったこともあり、得られるものは無限大に感じました。
初回と4回目とでいろいろと心境の変化があったため、まとめていきます。

Contents
失敗を恐れなくなった

「人とうまく話せなかったらどうしよう、そもそも人が集まらなかったらどうしよう」
初めて朝活を開催する前は不安しかなかったです。自称コミュ障をうたっていましたし、「自分がこんなことをやってもいいのか」と、見えない何かと戦っていました。
しかし、回を重ねるごとにそういった気持ちはだんだん薄れていきました。
毎回気の合う人たちが集まってくれるので、僕自身が安心して会を楽しめるようになりました。
類は友を呼ぶ
僕が朝活の情報を発信しているツールは、基本的にブログ・Twitter・noteの3つ。
これらのツールで僕の素性や朝活の雰囲気をなるべく明かすようにしています。
朝活に来てくれる人たちは、その情報を頼りに「この人とは話が合うな」「この人が集めた人(第三者)となら話が合うな」と思って参加してくれるのだと思います。
なので必然的に空気感の似た人、話が合う人が来てくれるのだと思います。もちろん逆も然りで、気が合わない人はきっと参加しようと思わないはず。
いろんな人と出会い、話をしてみたいという気持ちがある反面、雰囲気の似た者同士で楽しい時間を一緒に過ごしたいというのが僕の理想としている朝活です。
空気を読む力が身につく
人と話すのはとても難しいです。接客業を3年やっていましたが、人と話せば話すほど深みにハマっていくというか。それが楽しみでもあるんですけど、やっぱり難しいです。
目指しているのは自分も楽しみつつ相手を楽しませる会話の仕方。なので自分が話してばかりじゃいけないし、相手の話を聞きつつ、会話が中だるみしたら別の会話に移行させたり。そんなことに気を使っているうちに空気を読む力が少しついた気がします。
場が静まり返ると地元の小学校では「悪魔が通った!」なんてよく言ってましたが、大人の会話でも悪魔はしょっちゅう現れます。初対面ならなおさらのこと。
悪魔退治が朝活主催者の仕事です。
自分を語れるようになった

朝活に来ていただいた方には、改めて自己紹介をさせてもらっています。いざ自分を紹介するとなると何から話していいか意外と言葉に詰まったりします。
社会人になってから、初対面の人に挨拶する機会は自分から作らなければ滅多にないと思います。
自分を知ってもらうことは自分の魅力を相手に伝えるということです。これはデザインを売り込むときにも活きてくるスキルだと思っていて、自分をこういう人間なんだと相手に「思わせる」ことができれば、ブランディングにもつながります。
自分のことは自分が一番理解してると思うので、話すことが苦手な人であればまずは自分語りから始めてみるといいかもしれません。
朝活はオリジナルではありません
僕が朝活をやりたいと思った最初のきっかけは、地元の新潟で参加した朝活でした。
その朝活ではデザイナーという縛りは一切なく、早朝のスタバに集まり、コーヒーを飲みながら2時間ほど出会った人たちと会話をする形式でした(この形式をぱく参考にしてデザイナー朝活を開催しています)。
会話の内容は仕事や悩みごと、野球やサッカーの話までバリエーションは幅広く、自由度の高い朝活でした。
会社のような閉じたコミュニティの枠を外れて人と話す楽しさや、顔も名前も知らなかった人に自分を知ってもらう楽しさ、初対面だからこそ、素性を知らない人に自分を晒け出すことがこんなにも楽しいのかと感じていました。
そんな楽しかった朝活で、僕がもっとも注目したのが管理人の会話の回し方の上手さです。初めて会った人たちの会話を成立させるために、目には見えないけれど会話を円滑に回すスキルを発揮していました。
僕はその姿をみて、「人と人とを繋げる人」にいつしか憧れを抱くようになっていました。
デザイナーの人たちと繋がりたいという理由とは別に、そういった憧れから朝活を主催するようになったのです。
管理人の土屋さんに許可をいただき、noteの告知文などはぱく参考にさせていただいてます!
決意表明の場であってもいい
新潟の朝活で知り合った人たちに、僕はだいたいいつも「何かやります」と宣言していました。
出会ったばかりの人たちに「今度転職します」と宣言したり、「トライアスロンに出ます」と宣言したり。
身も蓋もない、その場のノリで言ったようなことでも、一度言ってしまったことを実行しなければ嘘になると思い、いろんなことに挑戦してきました。
まだなれるかどうか分からなかった時期に「webデザイナーになります」と宣言していたことで、諦めそうな気持ちを振り払っていたこともあります。
できるできないは関係なく、発言して自分を奮い立たせて行動することに意味があると思っています。
やる気がなんだか出ない、急なスランプに陥った。そんなときは人と話すことで解決に至ることもあります。そのための場としてデザイナー朝活を提供できたらいいなと思っています。
デザイナーの交流の場として意味あるものにしたい
朝活を通して人と話すことの大切さを実感していますが、残念ながら会話しただけでスキルが上がることはありません。むしろ話したことに満足してしまって行動ができない人には向いている場ではないでしょう。
ですが、僕が新潟で体験した朝活のように、誰かが何かを掴むきっかけづくりとして朝活はベストだと考えています。
今はスキルがない駆け出しデザイナーですが、これからスキルをためて、話せる内容に幅をもたせて、参加してくれる方たちに「参加してよかった」と思えるようなトークスキルを磨いていきたいです。
まとめ:小さな円を少しずつ広げていきたい

新潟から東京に引っ越してきたときには、知り合いがほぼゼロの状態でした。
そのことから朝活には自分のための居場所を作りたいという気持ちが少なからずあります。
ただし活動を広めていきたいという欲はなくて、週末に数人と話せる規模感でほそぼそと続けていきたいです。
大人数より少人数で会話を楽しみたいと思うのは、戦略でも何でもなくてただの性格です。
そんな自分の性格を理解した上で、朝活の雰囲気を理解してくれる人たちと楽しい時間を過ごしたい。
内弁慶と思われて当然ですが、むしろ内弁慶同士で繋がりを持っていけば、素敵な輪が生まれるのではないかと思っています。
まだ4回目ですが、デザイナー朝活がこれからどうなっていくのか、続いていくのかも含めて楽しんでいきたいです。
