※現在『masacaデザイン部』は活動停止しております。
東京に出てきてから早4ヶ月。デザイナーとしての成長を模索しながら、勉強会やもくもく会など、いろいろな「会」に参加しています。
今回はその中でもかなりのビッグイベント『masacaデザイン部いろいろ会』に参加してきました。

Contents
そもそもmasacaデザイン部とは、いろいろ会とは

※許可いただいてないためフリー素材で失礼します。
masacaデザイン部とは
フリーで働くwebデザイナーのmasacaさんが運営するslackコミュニティです。
webデザイナーやwebデザイナーを目指す人、またwebに限らずデザインに興味がある人たちが気軽に参加できるコミュニティです。現在加入者は300名を越え、ビッグコミュニティに進化し続けています。
いろいろ会とは
「いろいろ会」とはおそらく独自の呼び名で、総勢30名以上のデザイナーが一同に集まり、様々な活動をするイベントのことをいろいろ会と呼びました。
昼の部(13:00〜18:00)は「もくもく会」と「ポートフォリオ会」と「プロフィール撮影会」の3つのグループに別れて活動しました。
夜の部(18:00〜23:00)はお楽しみの「交流会」。お酒も入りみんないい感じでした。
・もくもく会【昼】
当日の作業内容を宣言し、もくもくと作業をしたり、時にはお話しながら、質問したり教えあったりしていました。僕はこちらのグループに参加したのですが…。
・ポートフォリオ会【昼】
ポートフォリオサイトを持ち合ってレビューをしていたようです。近くのテーブルでもくもくしていましたが、みなさんのポートフォリオにかける熱量が伝わってきました。
・プロフィール撮影会【昼】
写真が得意な方を中心に撮影希望者を撮影しつつ写真を学ぼうという企画です。公園で撮影会をしていたようです。楽しそう。
・交流会【夜】
そのまま同じ会場を夜まで借りてしまって、飲み物(飲酒OK)食べ物を持ち込み、ケータリングの使用などでワイワイしました。
個人的にはほろ酔いでデザインについて話ができたことが一番楽しかったです。すみません。
【はじめの一歩】会場入り〜名刺交換
僕は昼の部からの参加だったので、13:00に会場に入りました(近くの松屋で牛丼を食べ終えたのち)。
視界には大勢の人・人・人。そして手元を見るとみなさん名刺交換をしているではないですか。
いろいろ会の専用Slackで「全員に配る場合は40〜50枚必要」とお知らせがあったので、ラクスルで届いた箱ごと持って名刺交換にあがりました。遊戯王のデッキより枚数多いです。
あまりの人の多さに圧倒されながらも「名刺をみんなに配るぜえぇぁー!!!」と張り切ってガンガン渡していきました。この名刺交換の時間が僕を含め、みなさんの緊張を解いてくれていた気がします。
あまりにも人が多かったので、もうポケモントレーナーのように目があったらバトルを仕掛けられるような感じでしたね。
「デザイナー どうし めと めが あったね!」
バトルは始まりませんが、楽しく名刺交換させていただきました。
【なぜ】もくもく会で”もくもく”しなかった理由
もくもく会ではバナー作成とコーディングの勉強をする予定だったのですが…タイトル通りもくもくはあまりしませんでした。
もくもくよりも完全にそわそわが勝っていた気がしますね(笑)
30人以上のデザイナーたちが集まる会はかなり珍しいので「もくもくするにはもったいない!みんなと話したい!」って気持ちが強かったです。実際に予定にはなかった自己紹介が始まったり、隣になった人同士で話をする雰囲気になっていました。
もちろん中にはもくもくされている方もいましたが、僕は細々とぺちゃくちゃしていました(うるさかったらすみませんでした)。
【シンクロニシティ】デザイナー同士は惹かれあう
いろいろ会では嬉しい出来事に見舞われました。
誰にも見られていないだろうと思っていたTwitterが意外に見られていたり、読まれていないだろうと思っていたブログ記事を「読みましたよ」と言ってくれる人がいたり。SNSは自分の意識外でしっかりと広報の役目を果たしてしてくれていました。
逆に僕も挨拶して回ったときに「あ、Twitterで見た人だ!」と心の中でつぶやいてました(言葉に出せず…)。
あとは妙にデザイナー同士が惹かれ合ってる感じがしました。みんな赤の他人のはずですが、どこか似た空気感を感じましたね。
そして、これはもう奇跡だと思うんですが、地元が同じでかつ中学校まで一緒、挙句担いできたリュックも同じだったというデザイナーさんがいてびっくりしました。ここ東京ですよね?
そんなこともありますます、「似た人は惹かれ合う」という自説は濃厚さを増した気がします。
世間は相変わらず広いようで狭いです。
ほかにも、masacaデザイン部の人たちの特徴をあげると…
・年齢層が同じくらいの人たちが多い(20〜30代前後)
・世代が世代なのでネットで知り合った人と合うことに抵抗がない
・似てる人が集まるからすごく話しやすい
・フットワークが軽いから次に繋げやすい
・美男美女が多い←
そんなことを感じました。
いろいろ会終了後、Twitterではすでに次の企画を練っている人もちらほら。その身軽さ、見習います。
【今後の目標】いろいろ会をきっかけにやりたいこと
もくもくもせずに、ただデザイナーと喋って「あぁ楽しかった」で帰ってもよかった気がしますが(よくない)、それだけでは少しもったいない(そうだ)。
いろいろ会に参加したことでしっかり得るものがあったので、自分なりに新しい目標を立ててみました。
作ったばかりの名刺をつくり直したい

今回の名刺交換では27枚の名刺をいただきました。本当はもっと人数がいたのですが、交換し切れなかったのは僕のコミュ力不足です…。
これだけ大人数での名刺交換は初(はつ)であり、僕が渡した名刺はしっかり僕を印象付けることができたのか、不安になりました。
自宅に帰ってから、あるいは日にちが空いてから名刺を見返したときに、一体どれくらいの人が僕のことを思い出せるのかなと。
真っ黄色の名刺なので、並べたときに埋もれてしまうことはないかもしれませんが、「僕らしさ」とは「個性」とは、そんな要素が欠けてしまっているなと思いました。
たくさん話せた人ならその人の印象に残ることができたかもしれませんが、そうでない人も中にはいたわけで。そんな人にとって僕の名刺が、僕を思い出させるためのアイテムになっているのかなと。
みなさんからもらった名刺を参考に、もう少し人の印象に残る名刺を、思い出してもらえる名刺をつくり直そうと思ってます。
でも、「素敵な名刺ですね」とありがたい言葉をいただいたりもしたので、よかった部分はしっかり残して改良していきます!
自分の情報誌『ZINE』をつくりたい
会場で知り合ったTakuro(@Takuro_design)さんが自分でつくったという『ZINE』を持ってきていて、それを読んで僕もつくりたいと思いました。
「ZINE(ジン)」は個人で作った本のこと。名前の由来は「Magazine(雑誌)」の“ZINE”が語源と言われています。
諸説ありますが、1950年代にアメリカの詩人たちが自分たちで詩集を制作したのがはじまりと言われている説が強いです。
ちなみに「ZINE(ジン)」は「リトルプレス」という呼ばれ方もします。「リトルプレス」は少部数で発行する自主制作の出版物のことです。
ZINEはリアルに会った人に自分を紹介するためのいいツールになるのではないでしょうか。時と場合により、スマホよりも紙の方が読みやすいし、伝えたいことが伝えやすいと思いました。
数人のデザイナーが囲ってTakuroさんのZINEを読みましたが、みんな興奮しながら「面白い!」と言っていたのが印象的でした。
webデザイナーが集まって紙媒体をつくりたいと盛り上がるのもなかなか不思議ですよね。そういう不思議なシナジーが生まれるのもmasacaデザイン部ならではだと思います。
デザイナーがただ話し合える場をつくりたい
今回、もくもく会だったはずなのに、気がつけばいろいろなデザイナーさんと話してばかりいました。自分がこんなに喋る人だったとは…ちょっとした気づきでした。
周りを見渡すともくもくせずに会話を楽しむ人たちが多かったように感じたので、もくもくではなく普通に話し合うだけの活動をしてみたいと思いました。
新潟にいた頃は、よく新潟の朝活に参加させてもらってました。その日参加した人たちとスタバで2時間ほど会話を楽しむというもの。
僕の場合は、ランニングをやっていたことから話が弾んで、トライアスロンに誘われたり、毎年フルマラソンに挑戦するモチベーションをもらっていたりしました。あとは単純に居心地がよかったというのもあります。
そういう、いい意味での出会いの場をつくってみたいなと思っているので、そのうち主催します(きっと、たぶん)。
実力や経験がないことに恐縮しない、負い目を感じないようにする
「駆け出しだし…」
「コーディングが苦手で…」
「デザインが下手なんで…」
いつもほかのデザイナーさんが眩しく見えてしまい、何かと自信が持てず一歩進んで質問ができなかったなぁと反省しています。あと隣で見られているかと思うともくもくするのも恥ずかしがったり。
変なプライドのせいでいつも損してる気がします…。
問題解決のためには実力をつければOKと思っているのですが、「実力がつく」ってかなり不明確でいつまでかかるのか分からないです。
他のデザイナーさんを尊敬はしても謙遜のしすぎは逆に損ではないかと思いました。なんとかしよう。
相手も自分もトクする話ができるようになる
終始恐縮しまくっていたのですが、せっかくみなさんからありがたい話を聞かせてもらっていたので、せめて少しでも僕が与えられることはないかと考えてみました。
そう考えたときに、やっぱり自分にしかない「経験」を話すことが相手のためになるのかなと思いました。
スキルも知識もないですが、僕なりの手段と方法でデザイナーになったことや、ブログについて話してみると意外と反応があって驚きました。
中には「webデザイナーになる前のブログから読んでましたよ」と言ってくれる方もいらっしゃいました(尊い)。
何か相手の記憶に残るような経験を積んで、与えられるようになりたいですね。
まとめ:楽しい時間をありがとうございました
13時から参加させてもらい、退室する22時までの間、いろんなデザイナーさんと同じ時間を過ごしました。上で書いたようにほとんどもくもくせず、ノンストップで人と話し続けました。
最後になってしまいましたが、いろいろ会のためにスペースのレンタル、セッティング、司会進行をしてくださったリーダーの方々、大変ありがとうございました。
そして僕と話してくれた人もそうでない人も、とても有意義な時間を過ごせてとても楽しかったです。大変ありがとうございました。
今後は少しでもお手伝いできるような立ち位置にいれたらいいなと思うのは図々しいでしょうか…。それではまた!
