webデザイナーになる前に覚悟しておきたかったこと

webデザイナーに転職をしてからもうすぐ一年が経とうとしています。

業界・職種ともに未経験だったあの頃から今に至るまで、要所要所で自分が思い描いていた部分とのギャップを感じることがよくあります。

今日はその部分についてお話していきたいと思います。

走るとり
ちなみに管理人は都内の制作会社で働くwebデザイナー1年生です!

 

覚えた業務はひたすら繰り返される

未経験webデザイナーの最初の仕事の代表格はバナー作成です。

ただ最初の仕事と言いつつも、入社後からほぼ毎日バナー制作のタスクが振られています。GoogleやFacebook広告のサイズ展開も含めて、相当な数のバナーを作ってきました。こんなにバナー案件って湧いて出てくるの!?って感じです。

多くのバナーを作ってきたからこそ、さぞ実力がついただろうと思いたいのですが、案外そんなことはなく。デザイナー業務というよりもどちらかといえばオペレーター業務に近いものを感じています。まるで野球部補欠の球拾いを延々と繰り返している気分です。

最初こそはバナーって楽しい!webデザイナーになった実感が沸く!なんて思っていましたが、隣で上司がサイトやLP制作の案件をやっていると、「いつあの領域に辿りつけるのだろうか」なんて思ったりもします。社内でも隣の芝生が青く見えてしまう。

ただ裏を返せば誰よりもバナーを作ってきたからこそ、誰よりもバナーを振られるようになったという実績として捉えることもできます。あと見栄を張りますが、まったく他の案件がこないわけでは決してなく、あくまで上司と比べて案件の幅が狭いということです。

少人数体制でどうしても案件が偏りがちなのですが、今後は採用も進んで少しずつ案件の幅が広がっていきそう、みたいな話もあるのでちょっと期待しています。

 

毎日勉強が必要

当たり前かもしれませんが、毎日勉強しておかないと死にます。これは未経験、ベテラン問わずですが、とにかくデザイナーは勤勉な人たちが多いです。なので一緒に働く上で、コツコツ情報収集をしておくことは業務についていくこともそうですし、周囲に信頼されるためにもしておくべきだと思います。

しかし働き始めると、意外と自分の時間が取れないことにも気づきます。

とある日は朝9時に家を出て、帰宅するのが23時。食事や身支度を含めると新しいことを学べる時間はとても短いです。寝る間も惜しんで夜更かししてしまうと、翌日の業務にめちゃくちゃ支障が出てしまうのも難しいところ。

だから工夫して、通勤時間はスマホで勉強するとか、仕事中にこっそりググって新しい知識を得るとか。1時間ある昼休憩を20分で済まして、40分を仕事以外の何かに当てるとか。

そういう工夫をこなしていけば、きっと新しい業務にも対応していけるのかなと思っています。

最近は、iPad mini4でKindle書籍を読んだり、Schooという動画サービスを見ながら出勤しています。やる気がないときはブログネタやツイートネタをメモしたりしていますが、電車の中は絶好の勉強時間です。

 

凹まない努力

デザイナーとして働く上で、これが何よりも一番大切なことだと思います。

絶対に凹まないでおくこと!!凹むことは無意味だし、時間の無駄!!

僕はこれに気づくまでに半年間はかかりました。

 

あるときはデザインを出してもボツ、コーディング分からない、ググっても理解できない、時間は過ぎていく。でも上司は優しく「焦らないで」なんて言ってくれるし。頭の中がぐちゃぐちゃで、もう自分ダメダメだわ…と絶望してしまい、黒に黒を塗り重ねて、4色ベタ並みの真っ黒な感情が渦巻いていました。

でもそんなの当たり前なんですよね。凹むことが当たり前なのではなく、実力がないことがそもそも当たり前ということです。凹むのは自分ができると思っていたものができなかったときに、やってくる感情です。

デザイナーを目指したときに「自分ってデザイン上手いかも!」っていう自信が、実は全くの勘違いだったということは1億パーセント起こりうるシチュエーションです。そのギャップとプライドの高さにやられてしまう人が多いのだと思います(僕もそのうちの一人)。

 

凹まないためには、凹まないくらい心の隙間を埋めてあげるといいと思います。キャパオーバーしない一歩手前まで何かを頑張ると、ある種諦めのようなものが芽生えます。

毎日これだけ頑張っているのだから、何が来ても受け入れるようにしよう。むしろ凹む時間がもったいないし、凹むためにデザイナーになったわけではないのだと。そんなことに気づけるかもしれません。

 

いらない情報は見てはいけない

本当にしんどくなったときに、自分がネガティブに陥りそうなものを視界から削除しました。

とくにTwitterではネガティブツイートをする人は全員ミュートにしました。

あと「〜するべき」発言をする人もミュートしました。

他人のポートフォリオを見て嫉妬してしまいそうだったらあえて見ないようにもしました。

自分ちっちゃいなぁーと思いつつも、それでもメンタルを保つことを優先して、少しでも負の感情が沸くものを片っ端から遠ざけました。

 

あとは仕事でミスをしてしまったとき、「失礼しました」「申し訳ございません」と言葉では述べますが、自分は駄目なやつだ、100%自分に落ち度があると思うことはやめました。

自分を貶めることが他人にとっての礼儀だと感じていた部分があったのだと思います。誰かに慰めてもらえることを期待していたのかもしれません。

 

ミスを犯しても、誰かよりも劣っていたとしても、一番大事なのは自分の自尊心を守ること!!!

自尊心を傷つけてまで仕事をしてたら、絶対に長くは持たないです。そんなのスーパーマン並みのメンタルの持ち主か、天才がやってのける所業です。

他人はあくまで他人。自分ができることを少しずつやればいいです。それで誰かにダメなやつだとレッテルを貼られたとしてももうそれは「しょーがない」と思うだけです。それ以上の言葉が僕から出ることはないです、残念ながら。

もちろん考え方を変えたところで、やっぱり凹むときはへこんでしまうのですが、以前のように心の芯に引っかき傷がつくようなことはなくなりました。

 

(ちなみにポジティブな状態で触れるTwitterほど有意義なものはないので、ぜひみなさんTwitterやりましょうね)

 

webデザイナーになることがゴールではない

僕は一年前の5月にwebデザイナーになることを決めて、そこからwebデザイナーになることを目標に転職活動をしてきました。半年間の活動を経てwebデザイナーに転職して、そこからいろんなことをがむしゃらにこなしてきて、今に至っています。

忙しさにかまけて、ふと立ち止まったときに「あれ?自分は何を目指していたんだっけ?」となりました。ここにきて自分の目標はwebデザイナーになることで、もう目標は叶ってしまっていたのだということに気づいてしまいました。

 

よくSNS界隈では、未経験からwebデザイナーになった経緯を記したブログやnoteがバズっています。webデザイナーになったきっかけ、やったことが綺麗にまとめられている文章を読んで、自分もwebデザイナーになりたい!ときっと多くの人が思ったはずです。

僕もそういう人たちを見てモチベーションに変えて転職しました。ただ、デザイナーになりたいという気持ちは尊く大事ですが、もう少し想像力を働かせるべきでした。その人たちがデザイナーになってからどうしたいのかということに注目して考えるべきでした。

 

残念ながら僕はその部分が少し欠けていたので、今ちょっとだけ苦労しています。なのでwebデザイナーをやっている傍でイラストを描いたり、朝活を開催したり…実際これらの行動は全部迷いの上に成り立っています。この先どうなりたいか分からないからいろんなことに手を出しています。

もちろん自分がやっていることが無駄だとは思いません。イラストは描いていて楽しいし、朝活では本当に有意義な時間を過ごさせていただいています。その積み重ねで何か見えてくるのかなと思っています。

しかし、願わくば。願わくばですが、自分の目標をしっかり見据えて、まっすぐ進んでいけるようになりたいです。

 

最後に

このブログはSNSの延長線上にあるもので、いい部分も悪い部分も記録しておけたらいいなと思っています。誰もが憧れるデザイナーにはなれないかもしれませんが、これからももがく姿をひたすら書いていきます。

走るとり
1年後には忘れてしまうかもしれないので、今の気持ちを大事にします