突然ですが、プロフィールのアイコンってめちゃくちゃ大事ですよね。とくに僕のような匿名で活動している者にとっては、ある意味信用を得るためのアイテムだと言っても過言ではありません。
そんな超重要アイテムですが、今までTwitterやブログのアイコンはいらすと屋か自分で描いたイラストを使っていました。
たとえばこんなやつとか。

ちょっと書き直してこんなやつです。

えぇ、微妙ですよね。
名前が走るとりなので、その名の通り走る鳥をモチーフに自作してみました。いらすとやのイラストを参考にパスでなぞって頑張ってみたりもしたのですが…微妙でした。
いつか変えたいと思っていたのですが、この度重たい腰をあげて、プロのイラストレーター(絵師)に依頼してイラストを描いていただきました!

Contents
イラストを依頼できるサービスは3つ
とくに絵師さんとの絡みもないので、順当にイラストを依頼できるサイトからの申し込みを検討しました。
僕調べですが、イラスト依頼をできるサービスは国内で3つあります。
ココナラ
・最低500円(ワンコイン)から安く依頼できる
・イラストのクオリティは高いが、やはりワンコインはワンコイン…といった印象
・萌えではなく、可愛いイラストが多い
・一般向け
SKIMA
ちなみに今回僕が選んだのはSKIMAです!
Skeb
・完全に同人向けのイラスト
・イラストのクオリティが高い
・成人向けイラスト多い
・依頼するの側からのリクエストは140文字のみとなっており、さらにリテイクはできない
あとはPixivやTwitterで絵師に直接依頼をかける方法があります。ですが3サイト以外で自分で絵師を探すのはかなり大変そうです。
僕がSKIMAを選んだ理由
自分の中でイラストのイメージが決まっているのだけど、理想の絵師がなかなか見つからない…。そんな人にはSKIMAのプロジェクト方式でイラストを募集することをおすすめします。
なぜならこだわりの強いイラストほど自分で絵師を探すのに時間がかかるからです。
後述してますが、僕が描いて欲しかったイラストはけっこう面倒なものでした。構図もキャラクターに持たせるアイテムも複雑。そしてそんなイラストを描いてくれそうな絵師がなかなか見つからない。
イラストを描いて欲しいのに絵師が見つからない状況が一週間続き、ようやく見つけたのがSKIMAのプロジェクト方式での募集でした。
プロジェクトに対応できるクリエイターからの提案を集める方式にになります。
こちらは、採用する段階では、提案になるので、提案の採用を行った後に成果物の作成を開始する方式となります。
コンペ式に比べると時間はかかりますが、作成前なので細かなリテイク等に対応している方式になります。
制作物の具体的なイメージが決まっている場合は、プロジェクト方式をご利用ください。
このプロジェクト方式を使うことで、わざわざ自分で絵師を探す手間が省け、かつ自分の思い通りのイラストを描いてもらうことができます。
コンペ方式よりも柔軟性があるため、構図などに強いこだわりがある人にとってはまさにうってつけの募集方法と言えるでしょう。
プロジェクト方式での募集をかけた結果、なんと募集をかけてから2日で11件の提案が集まりました。
この11人の中からDMなどで希望を伝えたのち、1人の絵師を選び、イラストを描いてもらうことになります。
【プロジェクト方式】SKIMAで実際にイラスト依頼をかけてみた
描いて欲しいイラストのイメージはしっかりと固まっていたので、以下のような内容で募集をかけました。
なかなか面倒な注文だったと思います(笑)
それでも11人の人から提案がくるのですから、やはりSKIMAには優秀な絵師が多いのだと思います。
【絵師からの提案】神絵師に出会う
11人集まった絵師の中でも、唯一ラフを書いた上で提案してくれたのが沼黒さんというで方でした。

(ラフまで描いてくれるなんて丁寧な人だなぁ)
DMから伝わってくる期待感に身を任せ、ギャラリーをのぞいてみると…そこにはクオリティの高いイラストがありました。
こちらがそのラフです。

はい、最高のイラスト!!!
ラフの段階で、大げさかもしれませんが、全身に電流が走ったような、沼黒さんが描いてくれたラフの段階で「もうこの人しかいない!」と思えるほど、自分の希望に100%マッチしていました。
募集期間は残り2日あったのですが、この人しかいない、早く依頼をかけなきゃという気持ちが沸き立ち、急いでDMを送りました。
【採用前のDMでのやりとり】神絵師の神対応
善は急げということで、早速DMでのやりとりを始めました。
こう言うと失礼かもしれませんがラフの段階で完璧では?と思えるクオリティだったのですが、せっかくお金を払うなら…ということで、いくつか質問とお願いを投げました。

だいぶ細かい注文をしたつもりです。僕が絵師だったらきっとめんどくせぇなこいつって思ってるはずです(もしかしたら思われていたかもしれませんが)。
こんな長文を書いたし、断られても仕方ないだろうなと思っていたのですが、30分くらいでレスがきました。

全部OK。すごい(驚愕)
DMでのやりとりで提案金額の8000円から表情差分3枚を含めて11000円に金額が変わりました。
最初から予算1万円で検討していたので、金額はまったく問題ありませんでした。むしろラフでこのクオリティ、本制作をしたらどれだけクオリティが上がるんだろうかと、ワクワクしてしょうがありませんでした。
ちなみに、プロジェクト方式で募集中だと採用金額を途中で変えることができないため、沼黒さんから個別に専用部屋を作ってもらいました。
この辺りも初めてのことでよく分からなかったのですが、しっかりリードしてもらいました。分からないことがあればプロに聞くのが一番早いです。

とにかくDMでのやりとりがスムーズでとても気分がよかったです。
続いてはいよいよ第二ラフ→納品です。
【採用〜修正・ラフ確認】第二段階のラフ制作へ

翌日、さっそく第二段階のラフが届きました。募集をかけたのが土曜で、翌日の日曜にはラフが届いたわけなので、かなりスピード感がありますよね。
では第二段階のラフがこちらです。
通常・立ち絵

表情・3パターン

完璧です。
僕が求めていたクオリティをはるかに凌駕した、素晴らしいラフが届きました。もうこれで完成でいいのでは?と素人ながら思ってしまうくらい、感動しました。イラストレーターってすごい。
その後、ラフの段階で細かな修正を一度だけお願いし、あとは本制作に入ってもらうことになりました。
【納品〜締め】圧倒的早さで納品へ

ラフをもらったその日の夜、「完成」のDMが届きました。
…あれ、おかしい
納期って10日じゃなかったでしたっけ??
あれ?1日しか経ってない…。
…
……….
…あ、
もしかしたらクオリティが低い可能性がある。早く終わらせたいからクオリティを低くした可能性が。そうだ。その可能性は捨てきれん。
許せんぞ!ヌマクロー!
覚悟してDMを開きました。
完成したイラストがこちらです。
通常・立ち絵

表情・喜

表情・怒

表情・哀

完璧ですううぅぅぅぅぅぅうぅうう!!
そこに言葉はなく、ただただ、感動するしかありませんでした。
疑ってすみませんでした。
制作の速さもクオリティも僕の想像をはるかに超えてきました。
感謝の言葉と共に図々しくも「ブログ記事にしたい」と伝えたところそちらも了承していただきました。最初から最後まで神の対応。
最初のイラスト依頼が沼黒さんでよかった。

ちなみに、納品後も自分が立てたプロジェクトは生きたままなので、そこはキャンセルしておきましょう。もちろんキャンセル料金は一切かかりません。
まとめ:プロに頼んでよかった!イラストの価値を知れた!

実は僕、専門学校でイラストを習っていたことがあるんですよ。それも二年間。
ですが、全然上手にならなくて、その代わりにレイアウトデザインに興味を持って、DTPの道に進んで、気づけばwebデザイナーになっていました。
イラストが自分で描けないことがコンプレックスで、そんなこともあってなかなかイラストレーターにイラストを描いてもらうことに抵抗があったのですが、今回頼んでよかったと思ってます。素直にプロのクオリティの凄さを知れてよかったです。
圧倒的なクオリティは周りを幸せにする力がありますね。納品後も1時間はずっとイラストを観続けていました。眺めていて本当に幸せな気分になりました。
イラストを初めて依頼し、購入にまで至りましたが、最高に素敵なお金の使い方ができたと思います。
みなさんもクオリティの高いイラストは、ぜひプロのイラストレーターに依頼してみてはいかがでしょうか。
おまけ

「走るとり様にはいつか飛んでいただきたいですね!w」
謎の絆が生まれた!

さらに追記
職業がイラストレーターの方だと思いきや、まさかの専門学生さんだったそうで…。でもお金が発生している時点で僕の中ではもうプロですし、クオリティは間違いないので胸を張ってプロを名乗って欲しいです!!!