stand.fmで連続31日間ラジオ配信してわかったこと

こんにちは、走るとり(@hashirutori00)といいます。

現在、都内でWebデザイナーとして働いています。

stand.fmというラジオ配信サービスを使って、2020年3月23日から一ヶ月間毎日配信してきました。

過去に編集が手間という理由でYouTubeを止めてしまった身としては、編集せず声だけだったらなんとかなるかも!と思い立ち、気づけば毎日配信をして1ヶ月が経っていました。

stand.fmで配信した31日間を振り返っていきます。

stand.fmでラジオ配信を始めたきっかけ

伝える力を身につけたかった

とにかく伝える力を身につけたかったので始めました。

デザインの仕事を通じて、自分の考えを伝える練習をしておかないと、いざ本番で伝えたいことの100%を伝えることができないなと思っています。

これは前職でやっていた接客業でもまさに同じで、伝える力がなければ商品は売れないんです。僕らにとってデザインが商品ならば、やはり伝える力がなければ売れない、認めてもらえない部分は必ずあるよなと。

制作物を提出して、「全部理解してください!」とはなかなかいきませんよね。

 

この「伝える力」が役に立つ場面は

・デザイナーが制作物の意図を伝えるとき
・ディレクター(あるいはクライアント)から制作指示の意図を引き出すとき
・ミーティングで発言するとき

です。

あとはプライベートでもそうですけど、総じて話が上手いほうが得なんです。話が上手い人は自分のことを俯瞰(ふかん)して見れるし、空気も読める。場を作ることができる!

素直にそういう人をかっこいいなと、憧れも含んで伝える力を身につけたかったんです。

 

自分をコンテンツにする時代だから

よく動画の時代ってささやかれてますよね。YouTubeが主流で、自分のビジュアルや声を使ったコンテンツが流行しています。

僕もやってみたいなと思いつつも、顔出しや動画編集のハードルの高さを感じていました。

ラジオというメディアを選んだのは、声だけだったらそのハードルを超えられると思ったんです。

文章を書くよりもラフに、時間もだいたい10〜20分(原稿執筆なし)、スマホに向かって話すだけでさくっと配信できるのもよかったです。

なにより内容が雑でも、むしろ味になるところもあり、リスクも一切ありませんでした。あるとすれば恥ずかしさくらい。そんなもの掃いて捨ててしまおう。

 

stand.fmという配信サービスを選んだ理由

まずは下記のnoteをめちゃくちゃ読み込んだ上で、stand.fmを選びました。もうこのnoteに全部書いてあります(笑)

音声サービスを様々な観点から比較してみた。 – stand.fm/REC/Voicy/Radiotalk/Spoon

 

とはいえnoteの内容を踏まえた上で、実際にどのサービスも一度は試してみた結果、stand.fmのUIとか使いやすさがとてもよかったです。

他にもよかった点をいくつかご紹介します。

 

SNSのような気軽さ

個人的な印象として、stand.fmはラジオ版Twitterみたいな感じ。ラフに配信できて、LIVE配信などで配信者同士で交流を持つことができました。

 

配信者が少ないから目立てる、かも

動画配信であれば今からYouTubeを頑張ろうとしても、無数の動画の一部に埋もれてしまい、見てもらうことすら難しいかもしれません。

ラジオもそう。すでに有名どころで戦ってはみられることすら出来ません。

その点stand.fmはまさにこれからのサービス。今だからこそアプリ画面の先頭に表示されやすいです。収録に「#寝る前に聴きたい」などハッシュタグをつけると、新着放送欄に載ることができます。(しかも長時間掲載され続ける場合がほとんど)

 

競争ゼロかつアナリティクスが簡易

ラジオの再生画面に表示されるのはいいねとコメントのみ。再生回数は表示されないので、競争意識のストレスに苛まれなくて済みました。

アナリティクスでわかるのは、総再生回数・コメント数・いいね数のみ。ざっくり各放送についての数字が分かるようになっています。

週別・日別・時間別くらいは知れるといいんですが、数字に惑わされないのがstand.fmの特徴かなとも思います。

 

LIVE配信もできる

一度だけやりました。投げ銭機能もあるみたいなので、お小遣い稼ぎにはいいのかもしれません。

 

stand.fmで取り組んだこと

サムネイルの作成

始めるなら真剣にやろう、後に引けない状況を作ろうと思い、サムネイルに使用するイラストをプロに依頼することにしました。

走るとりアイコンを描いてくれたイラストレーターさんに再び依頼し、「ラジオを喋るとり」を描いていただきました。納品までわずか2日。今回も感動のクオリティです。

差分もいただきました!

↓前回skimaで依頼した記事がこちら

【プロジェクト方式】SKIMAでプロにイラスト依頼をしたらクオリティが高すぎて泣いた話【依頼の流れ・金額まとめ】

2019年3月17日

 

毎日配信で体を慣らす

やったことがないことを習慣化するには、無理やりにでも続ける必要があると思い、31日間連続で配信することを決めました。

もちろん辛いと感じたら継続が止まってしまうので、心理的ハードルを下げるために

・恥ずかしいので深夜0時を過ぎたくらいにしれっと配信&Twitterに投稿。
・基本的に一発録り。録りなおさない。
・サムネイルは使い回す。
・テーマは絞らずフリーダムに。
・概要文を書くのに時間をかけない。

など少しでも、「面倒だな」と思うことは省いて投稿を続けました。

また事前に原稿を書くことを手間に感じていたのですが、アドリブだけで喋ってみると全然舌が回っていないことに気付きました。

それ以降はなるべく原稿を書いて配信するようにしています。原稿を用意しておくと、文章の途中で「あー」とか「ええと」などの迷い言葉たちをぐんと減らすことができます。

 

「自分の声キモい」現象は意外とすぐ慣れる

たぶん1週間もすれば自分の声に慣れます。そもそも僕が自分の声が苦手だなと思っていたのは、

・声を張っていない、声が小さい
・変なところで声のボリュームが小さくなる
・変な間をつくって話しがち

こういうところに気づいて意識し始めたら、それなりに自分の声がまともになった気がします。

…たぶん気のせいでしょうけど、そういうポジティブな勘違いを積み重ねるとラジオは気軽に楽しくなっていきます。

自分の声を好きになることで、コンプレックス脱却にも繋がるんじゃないかと思います。ラジオ配信はいいことだらけだ。

 

stand.fmのここがイマイチ

・トリミングがざら
・PCで閲覧しづらいのでUI改善求む
・予約投稿したい
・PCでの録音・編集ができない
・mp3としてダウンロードしておきたい

一番怖いことは、万が一stand.fmのサービスが終了したら、今まで配信してきたものたちが全て消えてしまうことです。(もちろんなくなるなんてことはそうそうないし、素晴らしいサービスだと思っていますが)

これはもったいないなと思います。そのためにPC録音とかmp3として残しておく仕組みがあるととても助かるなと思いました。

とはいえ始まったばかりのサービスなので、これからどんどん改善されていくと思います。

 

数字がモチベーションに繋がる

31回分の配信+コラボ配信1本の合計32本の再生回数がこちらです。

これが多いのか少ないのか、基準がないのでわかりませんがこんな感じになりました。

1回目の配信が一番再生回数が多いですね。

数字は暗闇の中、足元を照らす灯火です(ごめんなさい突然)。悲しいですが反応をいただけないとラジオを続けられるモチベーションは保ちません

想像してください、辺りが静まり返った深夜、スマホの前で一人でぶつぶつ語り続ける姿を。もしそこに誰からの反応もなく、再生もされないラジオを録り続けていたのだとしたら…惨めさが極まりますよね。

だからそのためにもSNSとの連動は必須

ラジオを続けられるモチベーションは聞いてもらえる人がいることです。つまりは数字です。人に聴いてもらえないということは、数字が伸びないということ。

もしラジオを続けたければ、まずは聴いてもらう努力が必要ということですね。がんばります。

 

ラジオ配信でやっておいた方がいいこと

・プロフィール欄は充実させておく
・冒頭の挨拶、締めの挨拶を用意しておく
・「皆さん」ではなく「あなた」に話しかける

初対面の人に自己紹介もなく語ることってないですよね。

どんな内容のラジオで、これから何を話すのかの説明をして、全体像を知ってもらうことが必要。前提があることでリスナー側の情報の入り方が違ってきます。

有名人じゃあるまいし、何も説明せずにどうして自分に興味を持ってくれようかと…。前戯を忘れた本番ほどイタイものはないです…。下ネタではありません…。

締めの挨拶があるといいねとかレターがもらいやすくなるらしいので、後半ではその辺りも話していたりします。

↑この辺りは31回の配信までうまくできなかったので、今後の課題です。

 

あと一対一を意識すること。ラジオ配信を聴いている人は目の前にいるリスナー1人だけです。

ラジオは100人に向かって話すスピーチじゃなく、目の前の「あなた」に向けて話すもの。だから話し方も変わるし、内容も変わります。

ラジオは目の前にいる人に丁寧に話すことを意識するといいです。

 

ラジオを聴くことは、実はハードルが高い

ブログや本なら部屋の中でも外出先でも、場所を選ばず読めますが、ラジオとなればイヤホンが必要だったり、他人がいない場所で聴く必要があります。

あとは実際に聴くまで有力な情報があるかどうかがわかりません。文章・動画と違い、画面を見ただけで情報を得ることが出来ず、完全に耳で聞かないといけないということ。

なのでリスナーにとって、ラジオを時間をかけて聴くことはある意味、博打だと思います。

 

いい情報がないかもしれないし、時間の無駄と思われるかもしれません。ラジオは面白くないと判断されたら、たぶん次は聴かれないと思います。

ラジオは文章よりも動画よりも、好きになってもらうハードルが高いメディアなんだなと感じました。

 

デザイナーがラジオ配信をやるメリット

というわけでいろいろ書いてきましたが、以下の点がラジオ配信のメリットかと思います。

・思考の整理ができる
・ストレス解消
・会話の展開を想像する頭の回転が速くなる
・話し方の改善(声のトーン大きさなど)
・プレゼンの練習の場になる
・自分コンテンツが出来上がる
→よってデザインの説明に説得力がつく

無理やり「デザイナー」って付けましたが、デザイナーでなくとも伝える力を身につけたいと思ったらラジオはとても有効だと思います。

営業や販売員でもなければ話し方の練習なんてしませんよね。

ましてやデザイナーって話す仕事ではないですから、たまに喋るとどもったり、赤面したり。それで話すのが苦手になったりする人もいるんじゃないでしょうか

 

こんなご時世なので、正攻法でいくよりもラジオを使って、肩慣らし程度に初めてみませんか?

意外と楽しくてハマるし、奥深さもあるし、伝える力を身に着ける新習慣になるかもしれません!

 

さいごに

はい、最後にようやくラジオの宣伝です!

『悩むとりラジオ』というチャンネル名で配信しています。ぜひ聴きに来てください。聴きに来てもらえたついでにチャンネル登録といいね、レターやコラボのお誘いなんかもお待ちしています!

今回はそんなところです。それではまた!
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